合同会社設立277日目、朝

港区は曇天。
木曜日。
今朝の日経の社説が興味深かったので載せてみる。

5万5000人の美濃加茂市。人口の10.8%に当たる約5900人は、日系ブラジル人を中心とする外国人だ。20歳代に限ると4人に1人が外国人。携帯電話やビデオカメラを生産するソニーの子会社などで大半が働いている。
(中略)
美濃加茂市渡辺直由市長はブラジル人を「地域経済を支える大切な存在」と話す。一方で、「居住実態がわかりづらい」と不安も漏らす。

産業で外国人労働者が増えていることは何度か聞いていたが、中国人や台湾人ではなく、日系ブラジル人が多いのは知らなかった。
記事によると岐阜県美濃加茂市静岡県浜松市を取材したらしい。
わたしは美濃加茂市には行ったことがない。浜松市は3週間ほど滞在したことがある。
日本にシリコンバレーのような場所ができるとしたらどこだろうとしばらく考えていたが、このふたつの都市を見るとなんとなくヒントが隠れているように感じた。どちらも山間から下ってくると急に開けた場所にある。大きな河川が流れている。
外国人の居住を支える土地も確保する、都道府県のお墨付きが必要だろう。
そう考えると、なにかが見えてくるかもしれない。
追記

製造業が盛んである。主な会社(ヤマザキマザック、ユニバーサル製缶、名北工業、モンテールソニーイーエムシーエス美濃加茂テック、日立情映テック)
現在土地開発が進んでおり、 蜂屋町では土地区画整理が行われ、街路、住宅地、公園等の公共空間、工業団地が造成され市内への企業進出が増えている。

ソニーイーエムシーエス株式会社 美濃加茂テックは、1980年にソニー美濃加茂株式会社(ソニー100%出資)として設立されました。ソニーのビデオ製造における基幹事業所として、愛知県の一宮テック、幸田テックに次ぐ、岐阜県で初めてのソニーグループの工場でした。
(中略)
現在はデジタルスチルカメラ、携帯電話、TV会議システムなどを生産しています。